世界最速のインディアン
2007年 02月 17日<解説>ソニーピクチャーズエンターテイメントHPより ニュージーランドの最南端から、とてつもない男がやってきた。バート・マンロー、63歳。若くはないし、金もない。しかし彼には愛するマシン“インディアン”と、誰にも負けない情熱があった。これは、奇跡のような大記録に挑戦した男の、型破りで、愛すべき人生を描いた〈真実の物語〉である。
ニュージーランド南端の町、インバカーギルで、バートは40年以上も前に買ったバイクを自分の手で改造、ひたすら速く走ることに人生を捧げてきた。夢は世界最速を目指すライダーの聖地、アメリカ、ユタ州のボンヌヴィルで世界記録に挑戦すること。わずかな年金で暮らすバートには渡米など夢のような話だった。しかし60歳を過ぎ、身体にもガタがきていることを実感すると、このまま夢で終わらせてはならないと一念発起。上陸地、ロサンゼルスから大切なバイクを牽引してネバダの砂漠を越え遥かユタ州まで。資金も乏しく、右も左もわからない彼は出会った人々に助けられつつ、ようやくの思いでボンヌヴィルにたどり着く。“1920年型インディアン・スカウト”と持病の薬、そして「走りたい」という熱い想いだけではるばる地球の裏側からやって来たのだ。
バート・マンローは40年以上もかけてスピードを追求した“インディアン”で次々と記録を塗りかえ、1967年、1000cc以下のクラスで世界最速記録を樹立する。驚くべきことにこの記録は未だに破られていない。
主役のアンソニーホプキンスの演技も最高!マシーン好きの人だけが観る映画じゃない。本当に人って夢を諦めちゃいけない、老いる事は心まで老いる事では決してないって思える、心温まる、そして勇気をもらった映画でした。バート・マンロー最高、アンソニーホプキンス最高~^^ !!
by hdeco
| 2007-02-17 19:23
| 音楽・本・映画